更年期障害は、適切な診断を受け、治療を受けると、心身両面から症状が改善されると考えられます。しかし、更年期障害は、日頃の食生活から対策を行うことも可能です。 更年期は、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが減少します。そのため、自律神経が乱れ、更年期障害が起きます。更年期障害の症状を緩和するためには、栄養バランスのとれた食生活を送るとともに、エストロゲンの減少による影響を抑えると良いと考えられます。
更年期障害の対策としておすすめなのが、大豆イソフラボンです。更年期障害の原因となるエストロゲンの減少ですが、大豆イソフラボンはエストロゲンと似た性質であることがわかっています。減少したエストロゲンを、大豆イソフラボンによって充当し、更年期障害の症状を和らげる効能が期待できます。大豆イソフラボンは、大豆に含まれるポリフェノールですが、骨粗しょう症予防にも役立ち、更年期を迎えた女性にとってはありがたいものだと言えます。
更年期障害対策の食事としては、ひじきや昆布といったミネラル分豊富な食物や、発芽玄米、もやしといったホルモン分泌状態を整える食物も取り入れると良いと考えられます。たまねぎやしょうが、トウガラシなどは体の冷えを抑制する食材ですが、更年期障害の症状が冷えに出る人には効果的です。更年期障害の症状として、疲れやすかったり、尿の回数が増えたり、という人は、冷えに効く食物を摂取すると良いでしょう。
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